牛革 あらゆる皮革の中で、最も用途の多いのは牛革です。わが国でも、牛革による皮革製品が各種にわたりつくられていますが、原皮そのものは、85%以上を海外からの輸入に頼っています。原皮には、産地、性別、年齢によって品質にかなりの差があり、つぎのように分けられます。
山羊革 衣類、手袋などに用いられます。特に子山羊の革はキッドと呼ばれ高級靴、高級婦人手袋に多く用いられます。
ピッグスキン豚革 牛革についで利用範囲が広く、カバン、袋物、ベルトをはじめ、靴の甲裏革や敷革に用いられます。外国では珍重され、最近では大量に輸出されています。
馬革 馬革の尻の部分は組織が緻密で光沢の美しい革ができるので、特にコードバンと称して珍重され、靴、ベルト、時計バンドなどに使用されます。その他の部位は靴の裏革などが主な用途です。
鹿革 鹿の革を動植物油でなめした皮は、やわらかくしなやかでセーム皮と称しています。航空機用ガソリンこし、ガラスふき、高級手袋、帽子、衣服などが主な用途です。
オーストリッチ 駝鳥の皮。羽根を抜いたあとが丸く突起し、皮の表面におもしろい模様があるため、珍重されます。数が少なく、高級な袋物、ベルト、靴、草履に使われます。
爬虫類 ワニ、トカゲ、ヘビの3種が主なもの。いずれも革の模様が珍重されます。高級袋物、ベルト、時計バンド、靴、草履がその用途です。
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